2005年 06月 20日
思いもしなかった魚達の抱卵に、 我を忘れてはしゃいでいたのも、つかの間。 その後、ブリジッタエの繁殖について調べるうちに、 それがどれほど大変なものなかを、思い知るハメとなった・・ 先回、記事を記した後、 ブリジッタエを購入したショップの店長さんに 繁殖方法について伺ってみたのだが、 曰く、ブリジッタエの繁殖については、自分でも見た事がなく、 ほとんど前例も無いので、産卵形態、飼育法等、 基本的な事からして、ほとんど分からないのだとか・・ 仮に他の類似魚に例えて憶測するなら、 ピートモス等を使用し、弱酸性の軟水にしてやる、 ペア、もしくはオス2、メス1の環境にしてやる、 稚魚にはインフゾリア(注)を与える、 というような事が言えるそうなのだが、 何れにしても意図的に繁殖させるには、 かなりのテクニックと労力が必要ならしい・・ 更に、もともとブリジッタエという魚は、 水質にもデリケートで、状態良く長期間飼育するには、 それなりのテクニックが要求され、 今回のように繁殖行動を見せているということ自体が、 かなり凄い事・・・なんだという・・・ 一体何をどう間違って、うちの品栄養、モロ水道水(PH7.0くらいだった) 貧相な水草、ストレス与えまくり、の環境で抱卵してしまったのか知らないが、 早い話しが、素人衆にはどだい無理・・という事らしい。 一瞬でもその気になってしまった自分が恥ずかしい・・ 今更ながらに、何度も極小魚の繁殖に成功されている 873さんって凄いな~と思う・・ さて今後どうするか・・だが、 私としては、このまま放置しようかと思っている。 店長曰く、「放置するのも一つの手」らしいので、 奇跡的に産卵~孵化~稚魚の発見 という事態になってくれる事を祈ろうと思う。 前例の無い事に対して新たな設備投資をする金銭の余裕も無いし、 下手に隔離などして、調子を悪くされても困るし。 ただ、知らない間に稚魚が生まれていても良いように、 水槽内に(注)インフゾリアだけは増やしておこうと思う。 その為に、873さんからコメント欄で教わったように、 バケツの汲み置きも始めたし、今日行ったダム湖では湖水の採取もした。 (インフゾリア入ってるか知らんけど・・) さて、次はピグミーか・・ ピグミーもまた抱卵してるんだな、これが・・ (注)インフゾリア ワムシやゾウリムシ等の微小生物の総称。 ブラインシュリンプすら大きすぎて食べられないような、極小魚の稚魚に与える。 ↓こんなのや、こんなの。勿論目には見えない。 市販はされてなく、何やら怪しげな方法で作らないといけないしい。 (飼育水+牛乳+キャベツ、飼育水+PSB、飼育水+ヤクルトetc..) あと、田んぼや池などの澱みにもいるんだとか。
by cube60
| 2005-06-20 20:44
| ブリジッタエ
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